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Royal Roadとは「王道」のこと。
​「学問に王道なし」と先人は言う…。
しかし…

理想の学習のあり方と生徒の歓喜。
それにとり憑かれ、
そればかりを求めて、
​今日も「王道」を模索…

2025年で30年ほどになりますね、この仕事でお金を稼いできた年月は…。ですが、理想の勉強のあり方を求める旅は、もう少し前に始まっていました。

「理想のインプット」との出会いと、「自分の力」で東大合格

中学2年まではただ与えられるままに、そこそこ一生懸命勉強していましたが、中3で通った高校受験塾で、数学の解説が素晴らしい先生に出会いました。「高度なことを分かり易く教える教え方、学び方」というものがあることに衝撃を受け、そういう授業をする、という仕事に漠然と憧れました。学習者目線で言うと、​「理想のインプットの仕方」をすれば、最高の成果が上がる、ということに目覚めたのです。

しかし、そうして迎えた高校受験は、A判定も出ていた第1志望、A判定しか出ていなかった第2志望に落ちる惨敗。高1に入学した時に誓ったのは、中3で出会ったような「理想のインプット」を、今度は
塾の力を借りずに自分の手で、高1(の始まる少し前)から手に入れよう、ということでした。

こうして高校生の時から、
理想の参考書・問題集を求めて、業者が見本市を回るように書店に通い詰めるようになりました。また、幸い父が自宅で塾をやったり、教材会社に勤めたりしていたので、代表的な教材は既に家にあったりしました。高3の頃には、どの科目も、業界の代表的な教材は知っていたし、どれが自分に合っているかも判定していました。

また、東京大学を受けるにあたって社会科が2科目必要なため、どうしても歴史が好きだった私は、日本史・世界史選択を決断したのですが、学校の授業はそのどちらかしか受けられなかったので、
世界史を独学でやることにしました。必要なことは参考書・問題集から得られると確信していたため、不安はありませんでした(単に無鉄砲なだけでしたが)。

こうして、ノウハウを自分で集めることで、季節講習以外は塾・予備校に通うことなく、特に世界史を「授業なし」で準備して、A判定しか出ない状態で東大受験を迎え、滑り止め無しで合格を勝ち取ったことで、自信は確信に変わった!…はずでした…。


「生徒がぐんぐん勉強できる」環境設定を目指して

大学入学と同時に家庭教師を始め、私はいよいよこの仕事でお金を稼ぎ始めました。最初の一人は素直で賢い中学生女子で、地元県立の2番手校にすんなり合格をサポート​できました。

しかし、その次に担当したのは母の知り合いの中学1年生2人で、やはり地元公立中学校に通う2人でしたが、成績は学年で下から1・2番を争う2人。​そればかりか2人とも髪色は金髪、髪型はスキンヘッドからリーゼントまで変幻自在。ファッションは長ランにボンタン。裏地に入った刺繍を自慢げに披露してくれるという、当時の感覚でも
なかなかに古典的なヤンキースタイルでした。

とても気のいい2人で、​なんの技術もない私にそれなりに懐いてくれてよくやってくれたのですが、当然、「私の知る理想のインプットを教えれば伝わる」なんてことが通用するはずもなく。。。中2・3となるにつれて内容も難しくなり、だんだんと「わかんねーよ、やってらんねーよ」となる彼ら。それでも中1の最初の出会いの日に、「おお!わかる!俺やれるかもしんねー!」と目を輝かせていたことが忘れられず、なんとかあの輝きをもう一度…「はて、
いったいどんなしかけをすればできるようになってくれるのか…」と、教育書を読み漁ったり、オリジナル手書きプリントを作成したりに明け暮れる毎日。

30年経った今でも、何が正解だったのかは分かりません。ただ言えることは、あの日々に私は鍛えられ、
私が教えられたのだ、ということです。それからも家庭教師や小規模な個人塾の講師などで「一人一人をどう伸ばすか」をヒシヒシと感じながら生徒に接した結果私が到達した結論は、この仕事は、こちらが唾を飛ばして「教え込む」のではなく生徒が鉛筆を持って自らぐんぐん勉強する、その環境をいかに設定してあげるか、という仕事なのだ、ということでした。

なんてことを思いつつ、大学を出た後就職もせず、いろいろめぐった挙句、自宅で父が小規模にやっていた家塾を手伝っていたのですが、父の塾は生徒によって通称「武田塾」とも呼ばれていました。(武田先生の塾ですから、普通に。)その塾で私が、「生徒の自主学習のためのプリント作成と進捗管理に重点を置いた塾というのはどうか」といったコンセプトを父に提案し、「え?それじゃあ、授業なんて要らなくなっちゃうじゃないか…」と反論されたことは今となっては笑い話。のちに「授業をしない」あの武田塾が出てきた時は心底驚くとともに若き経営者の行動力に敬意を抱いたものです。


いったん別世界へ――そして「理想のアウトプット」の追究へ

若干感情的に父の塾を辞め、新聞広告で最初に見付けた大手塾に就職した私。後にも先にもあれが正社員として「就活」した最初で最後。正社員としての2年半は教室の教務主任として、厳しい上司のもとで死ぬ気で頑張りました。…といっても、厳しいのも頑張ったのも、教室運営・営業面で、です。ひたすら問われるのは在籍生徒数と講座売り上げ。でも、パンクなプー太郎だった私が、かろうじてまともに他人と話せる社会人になれたのはあの2年半のおかげです。

とはいえ私の関心はあくまで学習指導でしたから、2年半で見切りをつけました。ただ、上司には恩を感じ、教室には愛着があったので、同じ教室で講師になりました。中学受験、高校受験のあらゆる学年・科目を担当し、御三家中学、国立・早慶高校へ多くの合格者を輩出する中で、私のベクトルは再び「理想の授業」、「理想のインプット」に向かいました。そしていつしか、もっと大勢の前で、今度は専門の世界史を、高校生に講義する仕事――
私立中高一貫校の講師の仕事を兼ねるようになっていました。

それでも結局私が「目の前の一人を、自分の理想のやり方で伸ばす」ことに戻ってきたのは、やはり塾が小規模で、近い距離で生徒と接し、「どうしたら伸びるのか」と考えざるを得なかったからかもしれません。どうしても「自分の理想のやり方」を試したいという衝動を抑えがたかった私は、少人数でも塾企業の1教科担当という縛りにすら耐えられず、徐々に塾をフェイドアウトして、プロ家庭教師の仕事に重点を置くようになりました。

その頃出会ったのが和田秀樹先生の勉強法の本であり、それを皮切りに「勉強法」本の世界があることを知り、そのノウハウを吸収しては家庭教師先の生徒に試していきました。現在も当塾の中核である、3日連続3回+数日空けて1回の復習リズムや、週間モデルプランを作成してそれに従って勉強していくことなどは、この時代に土台ができていきました。インプットは授業の受け方と参考書選びで効率良く。むしろ大事なのはそれを脳科学に基づいた形でリピートする「理想のアウトプット」ノウハウを、具体化(マニュアル化)して実行することなのだ、という方向に、またまた私は大きく回帰してきたのです。それを素直に実行してくれた生徒は大きな成果を上げていました。そして…

はっきり記憶はしていないのですが、たぶんそんな成果の一部を、勤務先の学校の生徒の前でドヤ顔で自慢していたのでしょう。「俺は受験コンサルタント、学習プロデューサーを目指してるんだ」なんて言った気もします。それが、トップページで紹介した、浪人生Aさんのメールからのド○○ン桜ごっこ、その成功とその後の生徒たちの学習相談、成果につながり、Royal Road開始につながっていったのです。

大学受験指導から大学進学指導へ――本物の実力形成を目指して

しかし私の塾は、機械的にマニュアルを与えて実行させ、計画を立てさせて進捗を管理する無機質な塾にはなり得ませんでした。なぜなら、20年勤めるうちに東大に20名以上受かるようになり、受験者はもっといる学校に勤める中で、受かるか落ちるかは入試当日を迎えなくてもだいたい分かる…私だけでなく、学年の先生方にもだいたい見当は付いている――それも高1とか高2のかなり早い段階で――ということに気付いたからです。
 
なぜ分かるか?それはその生徒の、話し方、目つき、普段の生活態度、提出物、行動パターンの全てから、経験のある教師というのは「受かるタイプ」というのを感じ取れるからなのです。提出物を期日までに出すか妥協するか、教師相手に引き締まった表情で張りのある声で話せるか妥協するか。そういう「そぶり」は、いざ机に向かって「ああ、ちょっとしんどいけど今日も頑張ろう」というとき、どこまで自分の弱さを抑えて頑張れるか、それとも妥協するかを映し出しているのです。それがどれくらいできるかできないかが、365日×1年、2年、3年…と積み重なり、18歳までの18年分のそれの積み重ねを競うのが大学受験です。試験内容は特殊な学問分野ですが、これはもう、全人格の勝負に近いものです。

かくして、Royal Road塾生心得8ヵ条の第1条は、「受験道の王道(Royal Road)とは、人格を高めることである。」なのです。東大や早慶に行きたいのなら、東大や早慶に「いそうな人」「なる」ことが、合格への早道。キーは、生活・行動の習慣、言葉遣い、教養――このように生徒に、まずマインドセットしてもらうのです。

当然、最大の成果を上げてもらうため、効率的な勉強法マニュアルは与えます。そういった基礎を言われた通りに地道に馬鹿にせずやる、たとえ強者であっても弱者の泥臭い戦法を取り、付け入る隙すら与えず勝ち切る、というのも、大事な人格であり、行動パターンです。ですが、東大や早慶を目指す者がそれだけでは乏しい。学習内容も当然のごとく、「東大生らしい、早慶生らしい、いや、ハーバードやオックスフォード生がやっていそうな」ことをやらなくてはいけない
 
それは何かと言えばまずもって読書をし、それを読書ノートとしてアウトプットすること。自分の強みとなる分野を探し、必読書を読み、それを適切なメモに起こす力。それが真の学力ではないでしょうか。アウトプットはさらに、自分の考察を加え、理路整然と配列して小論文を書く力へと昇華させていくのが理想です。それが「大学生がやっている(べき)こと」だからです。

​当塾では、根本の人格を形成する様々な機会をレッスン内外で設けるとともに、各自のレベルに応じて、試験用の効率アップテクニックとは別の、本物の学び、大学への学びを提供するメニューをご用意しており、卒塾生の何人かは通塾体験記の一部にもそれらを懐かしく振り返ってくれています。いわば、大学受験指導ではなく、本当の意味での「大学への」指導、大学進学指導と言えましょう。チェーン展開している大手では味わえない贅沢な指導を、是非経験してみてください。
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